まず始めにTPU素材とは...
ゴムのようなしなやかな弾力性と硬質プラスチックのような強靭さを合わせ持つ高分子化合物です。
この素材以外にはハードカバー(硬質プラスティック)、シリコンカバー(軟質ゴム)などがある。
上記2つの個人的見解な短所を記しておくと。
ハードカバーは落とした時に本体が分離しやすく、結果本体を守ってくれなかった事がある。本体との密着度が高く、カバー内にゴミ、塵が混入すると、本体に傷がつきやすい。
シリコンカバーは材質的にゴミ、塵がつきやすい。経年劣化もいちばん激しいと感じる。摩擦係数が高いため、ポケットに入れたつもりが入らなくて落下!という経験あり。
そういう見解の為、TPU素材のものしか使用してこなかったが初めて手帳型ケースという物をチョイスする事になった。チョイスするしかなかったのが本音である(-_-)
その結果を書きつつ、いかにTPU素材が有能かをお伝えしたい。
iPad Pro9.7+手帳型ケース
iPad Pro9.7が発売された当初(2016年3月末〜しばらくの間)はカバー・ケースの種類が少なくて非常に悩まされた。もちろんTPU素材のモノしか目には入らないが...ない。
とにかくなさすぎる。
世の流行り、風潮的に手帳型ケースの需要が多いんです!!みたいな売り場と化している。
ちょっと待てぇい。バカちんがぁ〜。
そんな一辺倒な商売はいけましぇーん!!確かに利益率は手帳型ケースの方がいいかもしれない。大体4千〜6千円位する。だが手帳型ケースの経年劣化は目を覆いたいものがある。ボロ雑巾のような手帳型ケースのiPadユーザーを何人も見た事がある。本人もiPadもなんか気の毒だ。
そんな懸念を持ちながら、致し方なく手帳型ケースを購入する事になった。
お値段4980円位だったかな。どこのメーカーだったかは覚えていないし、思い出したくもない。
そう...使用後約1ヶ月で破損したのだo(`ω´ )o
↑もの自体の雰囲気と質感はよい。だから購入した。
↑開くとこんな感じ。典型的な手帳型ケースだ。
↑手帳の表紙にあたる部分を折り曲げると色んな角度でiPadを立てる事が出来る。この状態で立てて使う事も可能だ。
↑緩い角度もお手の物。この角度でのタイピングはやりやすかったなぁ。
(。-_-。)なかなかいい商品じゃないか。手帳型ケースも悪くはない。それは認める。
問題はここからである。
↑iPad本体が収まる硬質プラスティックの部分。硬質が故にゆとりがなく超絶ジャストサイズ。で今回のiPad Pro9.7は4スピーカー搭載&本体の幅も薄い。
同時に4つのスピーカーの部分は空間(音が出てくる穴)を作らないといけないので、構造上とてももろくなる。音量調節の部分と4つの角などもヒビが入ってくる。
その部分にヒビが入り、割れてくるのだ!
↑↓音量調節の部分なんかバッキバキ。本体むき出し状態。
というわけで、最初は上向きだった手帳型ケースとの出会いも、終わってみればダダ下がり状態だった。手帳型ケースが悪いんではなく、硬質プラスティックを使用するのがナンセンスなのだ。そりゃ割れるってコレだけタイトな作りならば。
最近のiPad本体の薄さで伸縮性ゼロはあり得ないと思う。本体を守るべきカバーが本体を傷つけてしまう。約1ヶ月、普通に使用してこれだもんなぁ。返金してくれーい。と叫びたい。
やっぱり俺はこの素材が大好きだ。
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